青森市長選挙も終わりこれからの4年間を鹿内市政に託した市民の皆様
投票で選挙は終わりましたが、選択した責任として
今後の市政運営を見守り
同時に監視して頂きたいと思います。
以前から注目視されていた市議会議員報酬問題に対し区切りがついた処からコメントをしたいと思います。
この問題は、市民の関心も高く、今後も市民の皆様の意見を頂き検討する必要が有ると
私は考えています。

昨年の12月議会で鹿内市長から市議会議員の報酬削減率15%を提案を受け
メディアが挙って煽りが加速し一挙に市議会議員が悪役となりました。
市議会は反発し提案を否決した(多数決で反対となる)が
社会情勢を考え削減には賛成と考え
市議会議員の報酬に対し今一度、検討し3月までには対案を提出することを決め
様々な議論の末に10%の削減で可決しました(多数決で賛成)

市長の作った審議会の議論は、議事録(ネット配信中)を見る限りでは、
当初は、あまりにも初歩過ぎてこれが青森市代表の有識者なのか?と落ち込みました
後半はまともな意見も見られるように成ったものの、総体的には感情に流された独自の感覚論が多い様に思いました。

市議会としても公正に冷静に判断したい考えから有志を集い
青森市内に限らず本当の専門家の意見を拝聴する為、自費で講師をお呼びしました。
青森中央学院大学~木村良一教授
青森中央学院大学~佐藤淳 講師
明治大学    ~牛山久仁教授
青森大学    ~菅 勝彦教授 の4名です。
(青森大学~菅 教授は社会学ですが、今回の審査会の議長な為、公平を規してお呼びしました。他3名は政治学)
結論としては、地方議会に置いて自分達で地域に即して考える自治の考えが根底となり
明確なルールが無い為 各地でも混乱し議論を呼んでいるそうです。

私はさらに独自に名古屋市に出向き
明治大学政経学部講師~廣瀬和彦 氏の講座を受け勉強したところ
大きく5つの項目を検証し決めているそうです。
1、市民負担
2、他都市との比較方式
3、国会議員の歳費を基準市民負担
4、市長の給与を基準
5、市予算と議会費
長文を避ける為簡素化します
1、~市民一人青森市1,347円が中核市で最高額とこれが議論の中心と成りましたが、
中核市は全国市の47市で最低人口の青森市が市民負担最高額となるのは、当たり前です
全国には809市あり青森県内市町村で青森市は最低額です。(最高額-西目屋村32,106円)
青森県内市最高額はつがる市3,356円となり人口数が大きく影響してしまいます。
2、~上記含む同地区の青森県内と東北の同格都市の検証が必要です。
3、~国会議員の歳費(市議では報酬)は、行政トップの給与が118万円でそれより低くないよう国会法で決められており国会議員の歳費は128万円です。
県会議員も同様にならい決めています。
4、~市長の給与額に対し~49.5%(数値は地域により前後します)
5、~青森市予算額に対する割合で
議会費とは民主主義コストとも呼ばれています。
青森市の議会費は0.7%です。
以上の事を考慮し
市民が議員に何を求め、法律が議員に何を求めて行くのかを含め
市民の皆様と一緒に考える必要があると私は考えます。
そして今回、一部の情報が恰も全体の真実と市民の皆さんを誤解させる報道機関にも不信感を持ちました。
お断りして置きますが、ここでのコメントは私の考えで有り他の者を批判するものではありません。
どうか良識ある市民の皆様に拝聴して頂ける事を願います。
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