12月議会が終了しました。
今回の提案議案に皆さんの関心の高い市議会議員の報酬削減が上提されました。
削減率は10%で賛成多数で可決され青森県内の議会では最高幅の削減率となります。
私も今回の市側からの提案に賛成した一人ですが提案内容には疑問が残っています。
鹿内市長は2年前市長選の前にこの報酬削減を提案し青森市民の関心を呼びました。その時は15%の削減で、議員からの提案理由の質問に一貫して『審議会が決めたもの』と自分ではなく審議会が決めたとの答弁を繰り返しまったく同じ内容の提案を三度提案しました。市民からは一挙に市議会議員=悪役 鹿内市長=市民の味方のような風潮となりました。しかし今回、審議会は新たな学識者を召致し構成され、審議会が出した結論が8%削減幅で答申したが、議員側の論調も汲取り答申を修正し10%削減で市側は提案したと説明でした。率としては納得するが、以前の提案の15%が10%になった理由がない、審議会の答申を修正した理由がない、また『今回はゼロベースで考えた』との答弁に納得のゆくものではありません。『今回はゼロベースで考えた』であれば、前回は削減ありきだったのか???まったく信用なりません。市当局は納得のゆく説明をする義務を犯しています。
そして15%削減を唱えている市議会議員の皆さん!市民受けのパホーマンスではなく本当に強い自身の意志で言っているなら、どうぞ様々な方法で調整し、『みずから削減を実行して下さい。』報酬を返納すると寄付行為となるから出来ない、などと言っていないで、物理的な改革を実行して頂きたいと思います。