NOMA行政管理講座に参加させて頂きました。
今回のテーマは、政務活動費の適正支出チッェクポイントについてです。(政務活動費について)
講師は明治大学政経学部講師-明治大学法学部法律科ご出身の廣瀬和彦氏です。
この方の講座は3回目ですが、とてもテンポ良く楽しく講座が進み時間を忘れます。法的な説明、解釈が分り易くとてもためになります。各著書も出版されておりマニアのように揃えました。
今回の講義もAM10時~PM17時までと長丁場でしたが、集中できあっという間でした。
さて地方議員の収支は4つあります(議員報酬、期末手当、費用弁償、政務活動費)
***以前2010年まで有った議員年金等(年金、退職一時金)は廃止***
政務活動費は今年の3月に政務調査費から改正したもので内容の変更や新設、範囲を拡張や条例化で義務とした処等、細部のレクチャーを受けました。
年度終了後に各地方自治の実例や判例により主旨の理解や解釈が示される為しばらく静観が必要です。
今回の講座で印象にあるのが、各地方高裁(仙台、大阪、福岡、名古屋、熊本等々)でまったく理解や解釈が変わっている事に驚きました。オブズマンや市民感情や環境で解釈に差が出るのもなのか理解に苦しみます。
青森市議会としても会派代表が集まり方向性を見出していますが、やはり法的解釈に照らし合わせる必要性を今回、感じました。そのような経緯や実状を加えることで市民理解が深まり透明性の確保に繋がると思います。
そして政務活動費はまぎれもなく税金です。これを理解しこれを扱うものとして使途の透明性の確保の努力義務を果たすことは必要で、市民の皆さんに政治活動を説明し理解して頂くことが今後も市議会に架せられるものと私は考えます。
今回の使用した経費
講座参加料 :21,000円
往復交通費宿泊料:44,020円
合計 :65,020円 以上政務活動費計上